近世日本政治史と朝廷

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近世日本政治史と朝廷

山口和夫著

吉川弘文館, 2017.11

タイトル別名

近世日本政治史と朝廷

タイトル読み

キンセイ ニホン セイジシ ト チョウテイ

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注記

参考文献: 章末

索引: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

古代以来、近世・幕末維新期を経て今なお存続する天皇。戦国期に政治的・経済的に衰退した朝廷という集団は、どのようにして近世を迎えたのか。復活した院(上皇)をめぐる諸問題、幕府の経済支援・政治関与のもとにあった朝幕体制が解体してゆく契機などを、時代をおって追究。天皇・朝廷の存在と機能に視点をあて、近世日本の政治史を解明する。

目次

  • 第1部 公儀権力成立と朝廷の近世化(統一政権成立と朝廷の近世化;近世初期武家官位の展開と特質;将軍権力と大名の元服・改名・官位叙任—上杉定勝・蜂須賀忠英・池田光政について;徳川秀忠・家光発給の官途状・一字書出について;寛永期のキリシタン禁制と朝廷・幕府)
  • 第2部 近世朝廷の成長と変容(生前譲位と近世院参衆の形成;天皇・院と公家集団—編成の進展と近世朝廷の自律化、階層制について;霊元院政について;近世の朝廷・幕府体制と天皇・院・摂家)
  • 第3部 家職の体制と近世朝廷解体への契機(近世の家職;石清水八幡宮放生会の宣命使について;職人受領の近世的展開;神仏習合と近世天皇の祭祀—神事・仏事の様相;朝廷と公家社会)
  • 天皇・院・朝廷の近世的展開と豊臣政権、江戸幕府

「BOOKデータベース」 より

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