女が美しい国は戦争をしない : 美容家メイ牛山の生涯

書誌事項

女が美しい国は戦争をしない : 美容家メイ牛山の生涯

小川智子著

講談社, 2017.10

タイトル読み

オンナ ガ ウツクシイ クニ ワ センソウ オ シナイ : ビヨウカ メイ ウシヤマ ノ ショウガイ

注記

参考文献: p287

内容説明・目次

内容説明

戦前、モダンガールが闊歩する東京・銀座に大評判の美容師がいた。山口県から18歳で単身上京、後にメイ牛山と呼ばれる高根マサコは何も手本のない時代に独自の美意識で次々に斬新なヘアメイクを創造していく。戦争、パーマネント禁止、疎開。暗い時代にも希望を見失わず、焼け跡で心に誓った「日本じゅうの女性を美しくする」という夢は高度成長期に大きく開花する。六本木に開いた東洋一のサロン、作家や芸術家たちとの交流。年齢にとらわれない女性美を追究し、明治・大正・昭和・平成を駆け抜けた美のマエストロ、メイ牛山の一代記。

目次

  • 第1章 きれいなものがすき
  • 第2章 モダンガール、美容師になる
  • 第3章 プロポーズは業務命令?
  • 第4章 戦争・おしゃれ・蝶々夫人
  • 第5章 戦争の終わり、新たな決意
  • 第6章 焼け跡のさす光
  • 第7章 ほんとうの美と出会う
  • 第8章 “女のプロ”になりなさい
  • 第9章 余命宣告からの生還
  • 第10章 清人とのわかれ、第二の人生
  • 第11章 女はいつも楽しく美しく

「BOOKデータベース」 より

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