東アジア家族法における当事者間の合意を考える : 歴史的背景から子の最善の利益をめざす家事調停まで

書誌事項

東アジア家族法における当事者間の合意を考える : 歴史的背景から子の最善の利益をめざす家事調停まで

稲田龍樹編著

(学習院大学東洋文化研究叢書)

勁草書房, 2017.10

タイトル別名

東アジア家族法における当事者間の合意を考える

タイトル読み

ヒガシアジア カゾク ホウ ニオケル トウジシャカン ノ ゴウイ オ カンガエル : レキシテキ ハイケイ カラ コ ノ サイゼン ノ リエキ オ メザス カジ チョウテイ マデ

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注記

学習院大学東洋文化研究所2015年, 2016年一般プロジェクト「親族法・相続法における当事者間の合意の効力 : 東アジアの比較家族法研究」の研究成果をまとめたもの

引用文献: p262

収録内容

  • 「契約」「協議」「合同」の区別 : 中国における一連の民法用語の歴史的変遷に関する考察 / 霍存福, 張田田著 ; 銭偉栄, 青木俊介訳
  • 台湾家族法における私的自治原則の運用 / 林秀雄著 ; 小林貴典訳
  • 韓国の相続財産分割における協議の意義に関する検討 : 歴史的検討と共に / 任相爀著 ; 李妍淑訳
  • 「協議」と手続保障 / 稲田龍樹著
  • 家事調停と手続保障 / 本間靖規著
  • 子の監護関連事件の固有性と家事調停の可能性 : 子どもの権利条約及び実務の視座から / 若林昌子著
  • 夫婦の離婚と子の監護養育 : 実体法見直しの観点から / 犬伏由子著
  • 同席聴き取りの勧め : 当事者主体の調停をめざして / 小田耕治著
  • 家事調停における未成年の子の地位 : Child-inclusive mediationの可能性 / 長谷部由起子著
  • 当事者の相互理解をめざす離婚調停の運営 / 林賢一著
  • 家事調停手続と「審判物」概念 / 大橋眞弓著
  • 子どもの手続代理人制度の現状と課題 / 池田清貴著
  • 弁護士による子どもの権利擁護の意義と課題 : 人身保護請求事件における国選代理人の活動を手掛かりに / 原田綾子著

内容説明・目次

内容説明

当事者の合意による紛争解決から「子の最善の利益」をめざす家事調停まで。東アジア家事調停制度では合意を中核とする協議による紛争解決がなされているが、離婚紛争で合意に至る協議のプロセスを「子の最善の利益」に焦点を当て解明する。

目次

  • 第1部 東アジア家族法における当事者間の合意を考える—その歴史的背景に関する比較法的研究(「契約」「協議」「合同」の区別—中国における一連の民法用語の歴史的変遷に関する考察;台湾家族法における私的自治原則の運用;韓国の相続財産分割における協議の意義に関する検討—歴史的検討と共に)
  • 第2部 離婚と子の監護に関する当事者間の合意を考える—その歴史的検討から子の最善の利益に適った家事調停をめざす(家事調停における手続保障;離婚調停と子どもの成長・発達する権利;当事者の声、子どもの声を聴く;離婚調停の運営と法的枠組み;子どもの手続代理人—実践と目的)

「BOOKデータベース」 より

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