内乱の政治哲学 : 忘却と制圧
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内乱の政治哲学 : 忘却と制圧
講談社, 2017.10
- タイトル読み
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ナイラン ノ セイジ テツガク : ボウキャク ト セイアツ
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内容説明・目次
内容説明
プラトン、ホッブズ、シュミット、ハイデガー…政治と哲学の臨界。哲学はどこまで政治を語りうるか。その臨界点に立って、最期の際まで思考した碩学の遺稿!中畑正志「「解題」のかわりに」、熊野純彦「思想史家としての神崎繁」を付す!
目次
- 第1部 内乱の政治哲学—プラトンとホッブズにおける“アムネスティー”(「和解を前提した内乱」—「理想国家」における「内乱」;「内乱」における記憶と忘却—「悪の記憶の禁止(me mnesikakein)」をめぐって;謀叛人・ソクラテスと「内乱」—「理想的な僭主」?;友/敵としての自己—「魂とポリスのアナロジー」;“魂=国制”の内乱学から“身体=政体”の機械学へ—ホッブズにおける「内戦」とその抑止)
- 第2部 「始まりの制圧」に向けて—「思慮(φρ´ονησιζ)」//「賢慮(prudentia)」、「良知(synderesis)」//「良心(conscientia)」(「思慮(φρ´ονησιζ)」の「目的」への関わり;「フロネーシス」と「良知」、「良心」;「一つの不在の現前」—「ストア派」の欠落について)
- 補論 アリストテレスの子供たち—ヘーゲル・マルクス・ハイデガー(ヘーゲル;マルクス;ハイデガー)
「BOOKデータベース」 より