歴史の審判に向けて : スターリンとスターリン主義について

書誌事項

歴史の審判に向けて : スターリンとスターリン主義について

ロイ・メドヴェージェフ著 ; 名越陽子訳

(ジョレス・メドヴェージェフ、ロイ・メドヴェージェフ選集, 第1巻)

現代思潮新社, 2017.10

タイトル別名

К суду истории : о Сталине и сталинизме

タイトル読み

レキシ ノ シンパン ニ ムケテ : スターリン ト スターリン シュギ ニ ツイテ

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注記

解題・監修: 佐々木洋

原書 (Права человека, 2002) の全訳

内容説明・目次

内容説明

地下出版された本書のタイプ原稿がKGBに押収され、「反ソ活動」の容疑者として迫害・監視下にありながら、旧ソ連邦内の逃避行を敢行した著者ロイ。そのただ中でタイプ稿をアメリカで出版することを決断、やがて独・仏・伊・日などの各国で翻訳され、世界的に反響を呼んだ。その後ロイのもとには、矯正労働収容所で命を落とした囚人の家族や生き延びた元囚人の証言が、作家や友人たちが秘匿し封印していた諸文書や回想が多数寄せられ、彼は大幅に改稿した。大著『共産主義とは何か』の増補・改訂新版。

目次

  • 第1部 スターリンの党への抜擢と地位の高まり(全連邦共産党(ボリシェヴィキ)党首としてのスターリン;スターリンの反対派との闘い;農業集団化と工業化実施上におけるスターリンの誤謬と犯罪;一九三〇年代初頭の国内・国外情勢の緊迫化 スターリンの新たな犯罪)
  • 第2部 スターリンによる国家と党の権力奪取(S.M.キーロフの暗殺。旧反対派指導者たちに対する裁判;党と国家の主要幹部要員に対する打撃(一九三七‐一九三八年);一九三九‐一九四一年の復権と弾圧について;審理と拘禁に用いた不法な方法)

「BOOKデータベース」 より

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