夫の後始末
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夫の後始末
講談社, 2017.10
- タイトル読み
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オット ノ アトシマツ
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内容説明・目次
内容説明
夫90歳、妻85歳。夫はある日、崩れるように倒れた。私はその時から、覚悟を決めた。
目次
- 第一部 変わりゆく夫を引き受ける(わが家の「老人と暮らすルール」;夫の肌着を取り替える;布団が汚れたら、どうするか;八十五歳を過ぎた私の事情;夫の居場所を作る;食事、風呂、睡眠のスケジュール;モノはどんどん捨てればいい;夫が突然倒れた時のこと;よく歩く、薬は控える、医者に頼らない;介護にお金をかけるべきか;「話さない」は危険の兆候;介護にも「冗談」が大切;明け方に起きた奇跡;夫に怒ってしまう理由;散々笑って時には息抜き;「食べたくない」と言われて;老衰との向き合い方;「奉仕」とは排泄物を世話すること;温かい思い出と情けない現実)
- 第二部 看取りと見送りの日々(夫の最期の九日間;ベッドの傍らで私が考えていたこと;戦いが終わった朝;息子夫婦との相談;葬式は誰にも知らせずに;お棺を閉じる時の戸惑い;夫の遺品を整理する;変わらないことが夫のためになる;広くなった家をどう使うか;遺されたメモを読み返す;心の平衡を保つために;納骨の時に聞こえた声;「夫が先」でよかった;人が死者に花を供える理由;夫への感謝と私の葛藤;「忘れたくない」とは思わない)
「BOOKデータベース」 より