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ベルクソン『物質と記憶』を診断する : 時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開

平井靖史, 藤田尚志, 安孫子信編 ; 村山達也 [ほか著]

書肆心水, 2017.10

タイトル別名

ベルクソン物質と記憶を診断する : 時間経験の哲学意識の科学美学倫理学への展開

タイトル読み

ベルクソン『ブッシツ ト キオク』オ シンダン スル : ジカン ケイケン ノ テツガク・イシキ ノ カガク・ビガク・リンリガク エノ テンカイ

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注記

その他の著者: カミーユ・リキエ, 藤田尚志, 檜垣立哉, バリー・デイントン, 清水将吾, 平井靖史, 永野拓也, デイヴィッド・クレプス, 太田宏之, マイケル・R・ケリー, ジャン=リュック・プチ, 兼本浩祐, 三宅岳史, ユリア・ポドロガ, 増田靖彦

訳者: 天野恵美理, 木山裕登, 齋藤俊太, 山根秀介, 原健一, 田村康貴, 持地秀紀

文献あり

内容説明・目次

内容説明

時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』を現代諸科学の知見を通して新たに読解する。『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』の続編。

目次

  • 第1部 読解の諸問題(潜在性とその虚像—ベルクソン『物質と記憶』における潜在性概念;『物質と記憶』と形而上学の直観的再興—純粋理性の第四誤膠推論と第一・第二アンチノミー;記憶の場所の論理—『物質と記憶』における超図式論と憑在論;過去はなぜそのまま保存されるのか—『物質と記憶』の記述の多層性について)
  • 第2部 心と時間(ベルクソンにおける在ること・夢見ること・見ること;“時間的に拡張された心”における完了相の働き—ベルクソンの汎質論と現象的イメージ)
  • 第3部 科学との接続(『物質と記憶』と深層学習;空間的神経表象から時間的圧縮過程へ;記憶力と脳—ベルクソンの誤り;ベルクソンの第一の記憶を理解する試み—フロイトの記憶論と知覚失認(精神盲)の自験例を導きの糸として)
  • 第4部 芸術・道徳への展開(現在の脆さ—ベルクソンと河原温;生への注意—『物質と記憶』における道徳性の進化)

「BOOKデータベース」 より

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