石鍋が語る中世 : ホゲット石鍋製作遺跡
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書誌事項
石鍋が語る中世 : ホゲット石鍋製作遺跡
(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 122)
新泉社, 2017.11
- タイトル別名
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石鍋が語る中世ホゲット石鍋製作遺跡
- タイトル読み
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イシナベ ガ カタル チュウセイ : ホゲット イシナベ セイサク イセキ
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注記
参考文献: p91-92
内容説明・目次
内容説明
九州の西の端、長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島の山中には、滑石の岩壁をくりぬいた痕跡が無数に残っている。これは中世に石鍋を盛んに製作した跡で、つくられた製品は、北は青森から南は琉球列島にまで運ばれた。山中での石鍋製作と広域に流通した実態を明らかにする。
目次
- 第1章 西海の岩壁彫刻(岩肌に刻まれた職人の技;中世の煮炊き道具・石鍋;「滑石の宝庫」西彼杵半島)
- 第2章 ホゲット石鍋製作遺跡(石鍋を追った先人たち;山中に広がる製作所跡;他地域の製作所跡;石鍋製作の実態と変遷)
- 第3章 列島に普及した石鍋(どこで出土しているのか;だれが運んだのか;どのように使ったのか;石鍋が語る中世の実像)
- 第4章 石鍋の終焉とこれから(石工技術の伝播;石鍋製作所の終焉;今後の石鍋研究と遺跡の保護)
「BOOKデータベース」 より