カントと啓蒙のプロジェクト : 『判断力批判』における自然の解釈学

書誌事項

カントと啓蒙のプロジェクト : 『判断力批判』における自然の解釈学

相原博著

法政大学出版局, 2017.11

タイトル別名

Kant und das Projekt der Aufklärung : die Hermeneutik der Natur in der Kritik der Urteilskraft

カントと啓蒙のプロジェクト : 判断力批判における自然の解釈学

タイトル読み

カント ト ケイモウ ノ プロジェクト : 『ハンダンリョク ヒハン』ニオケル シゼン ノ カイシャクガク

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注記

博士論文 (法政大学, 2013) を大幅に加筆・修正しつつ、新たに一章を加えたもの

参考文献一覧: 巻末p1-35

内容説明・目次

内容説明

自然の反省から「よき生」の構想へ—。カント哲学を「自然支配の理論」とみなして批判した、ベーメ兄弟の議論は正当なものであったのか?啓蒙のプロジェクトの再検討を促した問題作『理性の他者』に反論すべく、『判断力批判』の議論を「自然の解釈学」として捉え直し、カントの自然美学および自然目的論を体系的に把握する気鋭の研究。

目次

  • 序論
  • 第1章 『理性の他者』と「自然の解釈学」
  • 第2章 趣味判断と自然美の象徴的理解
  • 第3章 崇高の判断と自然の他者性
  • 第4章 目的論的判断と自然の自立性
  • 第5章 啓蒙のプロジェクトと「自然の解釈学」
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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