宮沢賢治を読む : 童話と詩と書簡とメモと
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宮沢賢治を読む : 童話と詩と書簡とメモと
朝文社, 2017.10
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ オ ヨム : ドウワ ト シ ト ショカン ト メモ ト
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注記
巻末注: p225-254
年譜: p255-282
内容説明・目次
内容説明
歴史の過渡期を生きる—「底」に立つ。亡き妹の魂との再会を求めた賢治は、樺太で「サガレンの古くからの誰か」に出会う。そこで、アイヌという人類の文化の、水脈の底を流れる命の水を汲み上げた。
目次
- 第1章 通路を開く生き方—三つの童話から見る(童話「注文の多い料理店」論—「都会」というシステムに「どこでもドア」を開く;童話「やまなし」論—川の水が天上への通路を開く;童話「セロ弾きのゴーシュ」論—音楽が閉ざされた心に通路を開く)
- 第2章 「家」を出て世界に向かう—十代の短歌と初期習作から見る(「家」との関係を組み直す—「祖父の死」について考える;「底」から見る—「母」の実践)
- 第3章 世界の「底」に立つ—「サガレンの古くからの」人々との出会い—詩集『春と修羅』成立を考える(「死後の大事」を追究して—樺太旅行で出会った人々;複眼で捉える「底」—開かれた「修羅」の視界)
「BOOKデータベース」 より