対象関係論の源流 : フェアベーン主要論文集

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対象関係論の源流 : フェアベーン主要論文集

W・R・D・フェアベーン著 ; 栗原和彦編訳

遠見書房, 2017.9

タイトル別名

Fairbairn

Psychoanalytic studies of the personality

タイトル読み

タイショウ カンケイロン ノ ゲンリュウ : フェアベーン シュヨウ ロンブンシュウ

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注記

監修: 相田信男

『Psychoanalytic studies of the personality』 (Routledge & Kegan Paul 1952年刊) のpart oneに収録の論文全編に加え、同書の刊行後から著者が没する前年までに発表された諸論文から選出したものを翻訳し、全体を編集して刊行したもの

監修者・編訳者紹介: 巻末

参考文献: p7

文献紹介: p391-392

文献: 章末

引用ケース一覧: 393-397

内容説明・目次

内容説明

「人はリビドー的である限り対象を求めている」「対象関係の発達とは、対象への幼児的依存(一次的同一化)が対象への成熟した依存(分化)へとその席を譲ってゆく過程である」—臨床経験に根ざした独創的な発想と思索のプロセスを辿る。フロイト以降、現代の潮流を基礎づけた孤高の精神分析家の主要論文集。

目次

  • 第1部 対象関係論の展開(人格におけるスキゾイド的要因(1940);精神病と精神神経症をめぐる精神病理学の改訂(1941) ほか)
  • 第2部 臨床論文(ヒステリー状態の性質について考える(1954);Schreber症例からの考察(1956) ほか)
  • 第3部 理論的考察(精神分析療法の理論的、および実験的側面(1952);精神分析のいくつかの基本的な概念づけに関する批評(1956) ほか)
  • 第4部 対象関係論への講評に応えて(人格の対象関係論を弁護するための考察(1955);Balint、Foulkes、Sutherlandのコメントに対するFairbairnの応答(1957) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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