イスラームのロシア : 帝国・宗教・公共圏1905-1917

書誌事項

イスラームのロシア : 帝国・宗教・公共圏1905-1917

長縄宣博著

名古屋大学出版会, 2017.11

タイトル別名

Islamic Russia : empire, religion, and public sphere 1905-1917

イスラームのロシア : 帝国宗教公共圏1905-1917

イスラームのロシア : 帝国・宗教・公共圏 : 1905-1917

タイトル読み

イスラーム ノ ロシア : テイコク・シュウキョウ・コウキョウケン 1905-1917

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注記

参考文献: 巻末p10-31

内容説明・目次

内容説明

多数のイスラーム教徒が存在したロシア帝国。彼らはいかに生きたのか。日露戦争から第一次世界大戦・革命へと至る時代に、政治・行政・教育・出版・戦争・慈善等に積極的に関与し、言論と行動によって自らの「公共圏」を生み出したムスリム社会の苦闘を、かつてない深度で描き出す。

目次

  • 帝政ロシアのイスラームと公共圏
  • 帝政末期ヴォルガ・ウラル地域のムスリム社会
  • 第1部 宗派国家とムスリム社会(イスラームの家の設計図—「良心の自由」と宗務協議会の改革論;マハッラの生活—統治制度から社会をつくる;政治的信頼度—カザン県におけるムスリム聖職者管理の実態)
  • 第2部 地方自治とムスリム社会(カザンの休日—都市空間の民族関係と宗教的権威;マクタブか、公立学校か—義務教育に直面するムスリム社会)
  • 第3部 戦争とムスリム社会(国民軍の中の宗派国家—従軍ムッラーの任命とムスリム聖職者の徴兵免除;総力戦の中の公共圏—慈善活動と女性の進出)
  • 帝国の遺産とムスリム公共圏の変容

「BOOKデータベース」 より

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