三層モデルでみえてくる言語の機能としくみ
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書誌事項
三層モデルでみえてくる言語の機能としくみ
(開拓社叢書, 28)
開拓社, 2017.11
- タイトル別名
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三層モデルでみえてくる言語の機能としくみ
- タイトル読み
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サンソウ モデル デ ミエテクル ゲンゴ ノ キノウ ト シクミ
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注記
その他の編者: 島田雅晴, 和田尚明, 金谷優, 長野明子
参考文献: 各章末
廣瀬幸生業績一覧: p261-267
収録内容
- 自分の言語学 : 言語使用の三層モデルに向けて / 廣瀬幸生
- 三層モデルによる独り言の分析 / 長谷川葉子
- 言語使用の三層モデルと時制・モダリティ・心的態度 / 和田尚明
- デフォルト志向性の解除 / 今野弘章
- 言語使用の三層モデルから見た because X 構文 / 金谷優
- 言語使用の三層モデルから見た英語の遂行節 : I tell you と情報の優位性 / 五十嵐啓太
- 私的表現と発話行為・私的自己と de se / 岩田彩志
- 公的表現としての対話の階層性と英語の三人称代名詞の3分類 / 西田光一
- ことばの研究における自己観と社会思想 : 場の理論からの展望 / 井出里咲子
- 「自己表現」の日本語史・素描 / 森雄一
- 言語接触と対照言語研究 : 「マイカー」という「自分」表現について / 長野明子, 島田雅晴
内容説明・目次
内容説明
本書は、文法と語用論の関係を捉えるために提唱された一般理論、「言語使用の三層モデル」をテーマに書き下ろされた論文を収めた英語学・言語学の論文集である。三層モデルを起点にした文法と言語使用に関わる論考が、三層モデルと関わりが深い意味論、語用論はもとより、統語論、形態論、社会言語学、通時的研究をも含めて、広い視野から展開されている。新たな言語研究の可能性を追求した、英語学・言語学関係者必読の書である。
目次
- 第1部 基調論文(自分の言語学—言語使用の三層モデルに向けて)
- 第2部 三層モデルとその適用(三層モデルによる独り言の分析;言語使用の三層モデルと時制・モダリティ・心的態度;デフォルト志向性の解除;言語使用の三層モデルから見たbecause X構文;言語使用の三層モデルから見た英語の遂行節—I tell youと情報の優位性)
- 第3部 三層モデルとその周辺(私的表現と発話行為・私的自己とde se;公的表現としての対話の階層性と英語の三人称代名詞の3分類;ことばの研究における自己観と社会思想—場の理論からの展望;「自己表現」の日本語史・素描;言語接触と対照言語研究—「マイカー」という「自分」表現について)
「BOOKデータベース」 より