機動の理論 : 勝ち目をとことん追求する柔軟な思考
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機動の理論 : 勝ち目をとことん追求する柔軟な思考
(サイエンス・アイ新書, SIS-391)
SBクリエイティブ, 2017.11
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キドウ ノ リロン : カチメ オ トコトン ツイキュウ スル ジュウナンナ シコウ
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主な参考文献: p189
Description and Table of Contents
Description
第1次大戦では、連合軍もドイツ軍も正面から突破に固執して膨大な死傷者を出し、塹壕戦が長期に及びました。これを打開するために生まれたのが戦車で、その運用方法が「機動戦理論」です。機動戦理論は英陸軍退役将校J.F.C.フラーが生み出し、第2次大戦でドイツ軍、ソ連軍が確立し、大戦後にイスラエル軍、米陸軍、米海兵隊が発展させ、現代に受け継がれています。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて機動戦理論の本質を解説。
Table of Contents
- 第1章 Plan 1919(幻の「Plan 1919」—敵司令部を攻撃して、指揮系統を麻痺させる;J.F.C.フラーと戦車—フラーは歩兵将校で、戦車とは無縁だった ほか)
- 第2章 幻の野外要務令(幻のマニュアル1 スイスの山荘で速記者に口述した;幻のマニュアル2 英国や米国では無視された ほか)
- 第3章 実戦へ適用された機動戦理論(電撃戦の衝撃1 ハインツ・グデーリアン将軍;電撃戦の衝撃2 ドイツ国防軍機甲師団の誕生 ほか)
- 第4章 現代に生きる機動戦理論(機動戦理論の継承—フラーの理論は現代も生きている;イスラエル国防軍(IDF)1 負けることが許されない宿命の国家 ほか)
- 第5章 「戦いの原則」の創始者(ナポレオンの戦いを分析したフラー—「戦いの原則」制定の経緯1;『野外要務令』に採用された8原則—「戦いの原則」制定の経緯2 ほか)
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