書誌事項

問いと答え : ハイデガーについて

ギュンター・フィガール [著]

(叢書・ウニベルシタス, 1071)

法政大学出版局, 2017.11

タイトル別名

Zu Heidegger : Antworten und Fragen

ハイデガーについて

タイトル読み

トイ ト コタエ : ハイデガー ニツイテ

注記

原著 (Frankfurt am Main : Klostermann, c2009) の翻訳

監訳: 齋藤元紀, 陶久明日香, 関口浩, 渡辺和典

文献一覧: 巻末p1-7

収録内容
  • オットー・ディクス、マルティン・ハイデガーを素描する
  • 仮面 (ペルソナ) : ハンス・ヴィンマー、マルティン・ハイデガーを素描する
  • フッサールとハイデガー
  • ハイデガーと現象学
  • アリストテレス主義者としてのハイデガー
  • 自己についての気遣い、存在、現象性 : ハイデガー『存在と時間』の体系性について
  • ロゴスを伴う能力(デュナミス・メタ・ログー) : アリストテレス的な文脈におけるハイデガーの言語哲学
  • 対話術を前にしての畏れ : 『ソピステス』講義(一九二四/二五年冬学期)におけるハイデガーのプラトン解釈について
  • 宗教的経験の現象学
  • 歴史をめぐるハイデガーとニーチェ : ある未決着の対立に向けて
  • 神の忘却 : ハイデガーの『哲学への寄与論稿』の中心について
  • 哲学的な理解はいかにして可能か : ハイデガーにおける解釈学的なるものの概念について
  • 存在の経験と翻訳 : ハイデガーについての解釈学的考察
  • 形而上学の耐え抜き : ハイデガーと形而上学的思索
  • モデルネの形而上学的性格 : 「線を越えて」と「「線」について」 : エルンスト・ユンガーとマルティン・ハイデガーのモデルネ討議
  • おわりに : トートナウベルクのハイデガーの山荘
内容説明・目次

内容説明

ドイツのハイデガー協会会長を長らく務め、現象学・解釈学研究の泰斗として知られる著者による、哲学者との「開かれた対決」を示す論集。ハイデガーの肖像論に始まり、フッサールとの対立および緊張関係、アリストテレスやプラトン、ニーチェやユンガーとの思想的対決など数々の主要テーマを論じた、15篇の論考ほかを収録。存在の思考、出来事としての哲学のさらなる理解のために最適の書。

目次

  • 肖像(オットー・ディクス、マルティン・ハイデガーを素描する;仮面—ハンス・ヴィンマー、マルティン・ハイデガーを素描する;フッサールとハイデガー)
  • 論文(ハイデガーと現象学;アリストテレス主義者としてのハイデガー;自己についての気遣い、存在、現象性—ハイデガー『存在と時間』の体系性について;ロゴスを伴う能力—アリストテレス的な文脈におけるハイデガーの言語哲学;対話術を前にしての畏れ—『ソピステス』講義(一九二四/二五年冬学期)におけるハイデガーのプラトン解釈について;宗教的経験の現象学 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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