古代朝鮮の国家体制と考古学

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古代朝鮮の国家体制と考古学

山本孝文著

吉川弘文館, 2017.11

タイトル読み

コダイ チョウセン ノ コッカ タイセイ ト コウコガク

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注記

参考文献: p285-307

内容説明・目次

内容説明

三国時代の韓半島に流入した中国式の政治制度は、遺跡から出土する物質資料にどのように反映されているのか、墳墓と葬制、土器様式に現れた生活・祭祀の変化や文書行政の開始、服飾に反映された身分表象など、発掘資料から古代朝鮮の国家体制を追究。文献史学の研究対象だった古代の政治史に、考古学的な手法で鋭くアプローチした画期的な一冊。

目次

  • 韓半島三国時代における国家形成後の社会
  • 第1部 百済・新羅墓制の変質と古墳築造の統制(古墳築造の変質と墓葬の制度化;百済後期石室墳の階層構造と官制;新羅後期石室墳の階層構造と官制)
  • 第2部 東アジアにおける土器様式の変化と文書行政(7世紀における土器様式の転換と社会変化;陶硯からみた文書行政の普及;百済陶硯の変遷と文書行政;新羅陶硯の変遷と文書行政;文房具からみた文書行政の展開)
  • 第3部 帯金具と服飾の画一化と身分表象(百済の帯金具と官制の整備;新羅の服飾関連遺物と官制;腰帯具の導入からみた官制の伝統と変革)

「BOOKデータベース」 より

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