「社会的なもの」の人類学 : フィリピンのグローバル化と開発にみるつながりの諸相

書誌事項

「社会的なもの」の人類学 : フィリピンのグローバル化と開発にみるつながりの諸相

関恒樹著

明石書店, 2017.12

タイトル別名

An anthropology of the "Social" : globalization, development, and connectedness in the Philippines

社会的なものの人類学 : フィリピンのグローバル化と開発にみるつながりの諸相

タイトル読み

「シャカイテキナ モノ」 ノ ジンルイガク : フィリピン ノ グローバルカ ト カイハツ ニ ミル ツナガリ ノ ショソウ

注記

参考文献: p309-323

内容説明・目次

目次

  • 第1部 都市における貧困とクライエンテリズム的なつながり(侵食されるアソシエーション—スラムの土地供給事業とクライエンテリズム的なつながり;さまよえる「人的資本への投資」—条件付現金給付政策と希求されるクライエンテリズム的なつながり)
  • 第2部 海域社会における資源管理とコミュニティ的つながり(規律化するコミュニティ—海域資源管理の制度化のプロセス;開かれるコミュニティ—海域資源管理制度の文脈化のプロセス;海域の生計を支えるコミュニティ的つながり—ある漁師のライフヒストリーから)
  • 第3部 トランスナショナルな社会的場における移動と親密なつながり(「草の根のトランスナショナリズム」と親密なつながり—ある出稼ぎ労働者の妻のライフヒストリーを中心に;差異化としての海外移住—ミドルクラス・プロフェッショナルのアイデンティティに注目して;葛藤のなかの「家族」—アメリカ合衆国におけるフィリピン系1.5世代移民のアイデンティティ;ゆるやかな連帯の可能性—ミドルクラスの両義的アイデンティティと「95年法」改正運動)

「BOOKデータベース」 より

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