未完の西郷隆盛 : 日本人はなぜ論じ続けるのか
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未完の西郷隆盛 : 日本人はなぜ論じ続けるのか
(新潮選書)
新潮社, 2017.12
- タイトル読み
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ミカン ノ サイゴウ タカモリ : ニホンジン ワ ナゼ ロンジツズケル ノカ
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注記
主要参考文献: p263-268
内容説明・目次
内容説明
西郷が目指した「国のかたち」とは、何だったのか—?アジアか西洋か。道徳か経済か。天皇か革命か—日本人はいつも自らが理想とする「国のかたち」を西郷に投影し、「第二の維新」による「もう一つの日本」の実現を求めてきた。福澤諭吉、中江兆民、頭山満から、丸山眞男、橋川文三、三島由紀夫、司馬遼太郎、江藤淳まで、西郷を論じ続けてきた思想家たちの一五〇年から、改めて「日本のかたち」を問い直す。
目次
- 第1章 情報革命—福澤諭吉『丁丑公論』と西南戦争
- 第2章 ルソー—中江兆民『民約訳解』と政治的自由
- 第3章 アジア—頭山満『大西郷遺訓講評』とテロリズム
- 第4章 天皇—橋川文三『西郷隆盛紀行』とヤポネシア論
- 第5章 戦争—江藤淳『南洲残影』と二つの敗戦
- 終章 未完—司馬遼太郎『翔ぶが如く』の問い
「BOOKデータベース」 より