『源氏物語』女三の宮の「内面」
著者
書誌事項
『源氏物語』女三の宮の「内面」
(新典社新書, 72)
新典社, 2017.12
- タイトル別名
-
源氏物語女三の宮の内面
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ オンナサンノミヤ ノ ナイメン
大学図書館所蔵 件 / 全46件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』の女君の中でも特に「内面がない」とみなされがちな人物、女三の宮。しかし先入観を排除してその言葉に耳を傾ければ、現代の女性にも似通うその人物像が明らかになる。これまで見過ごされてきた女三の宮の内面、内なる声とは。
目次
- 1 女三の宮の「内面」の物語(「なかったことにされた内面」;父と娘の物語;自己意識の発生と消去)
- 2 女三の宮の「内面」は描かれない?(「内面」とは何か?;女三の宮の内面)
- 3 『源氏物語』は「女」の物語か?(「女」は「男」を愛すべき?;「女」は子どもを愛すべき?;「私」は「女」なのか)
- 4 女三の宮の現代性(森茉莉『甘い蜜の部屋』と『源氏物語』;“女性作家”のセクシャリティ)
「BOOKデータベース」 より