医者の逆説
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書誌事項
医者の逆説
(新潮新書, 750)
新潮社, 2018.1
- タイトル読み
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イシャ ノ ギャクセツ
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内容説明・目次
内容説明
「医者にあるまじき発言」と批判されることもある。が、臨床の現場で悩み、考え抜いてきた著者の言葉は苦く、刺激的である。「“失敗しない”と言う医者を信用してはいけない」「希望はときに患者を苦しめる」「延命よりも大切なものがあるだろう」—コストも人的資源も限られている状況下で、私たちは医療に何を求め、何を諦めるべきか。遠慮も忖度も一切抜き、医者だから見える真実が詰まった比類なき一冊。
目次
- 「信頼関係」の脆弱性
- 「気分の問題」、大問題
- 「最後まで頑張らせる」残酷
- 「希望」という最後の大災厄
- 「他人事」感覚が支配する言論の荒野
- 「紋切型」適正使用マニュアル
- 「嫌われ者」の放歌高吟
- きれいごと「正論」の限界
- 全国「東京化」ののっぺらぼう
- 「待てない」気持ちが招く破滅〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より