日本を蝕む「極論」の正体
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日本を蝕む「極論」の正体
(新潮新書, 751)
新潮社, 2018.1
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日本を蝕む極論の正体
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ニホン オ ムシバム「キョクロン」ノ ショウタイ
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Description and Table of Contents
Description
極論を目にすることが増えた。政界、教育現場、論壇、職場、メディア…あらゆる場所で左右も保革も関係なく、ちょっと冷静になれば明らかに変だとわかることを声高に主張し、他人を糾弾する「極端な人たち」が目立つ。それはかつての連合赤軍やオウム真理教を想起させる存在だ。「バブル賛歌」「TPP亡国論」「地方消滅」「憲法九条無殺生論」等々、はびこる極論の奇怪さを嗤い、その背景を考察する。
Table of Contents
- 序章 電子時代の囚人たち
- 第1章 「教育現場」の極論—組体操と二分の一成人式
- 第2章 「日本共産党」の極論—内部留保は本当に存在するのか
- 第3章 「TPP亡国論」という極論—トランプがすべてを吹き飛ばした
- 第4章 「バブル賛歌」という極論—リアル半沢たちの悪しきノスタルジー
- 第5章 「地方消滅」という極論—夕張はずっと衰えていた
- 第6章 「プレミアムフライデー」という極論—土日休みは常識ではない
- 第7章 「日本会議黒幕説」という極論—原稿料はクオカード
- 第8章 「男系・女系」という極論—小林よしのりとゆかいな仲間たち
- 終章 二一世紀のインパール
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