「明治」という国家
著者
書誌事項
「明治」という国家
(NHKブックス, 1249)
NHK出版, 2018.1
- : 新装版
- タイトル別名
-
明治という国家
- タイトル読み
-
「メイジ」トイウ コッカ
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注記
1994年1月に刊行されたNHKブックス『「明治」という国家』(上・下)を一巻本としたもの
内容説明・目次
内容説明
「明治」は、清廉な“公”感覚と、道徳的緊張=モラルをもっていた。維新を躍進させた坂本龍馬、国家改造の設計者・小栗忠順、旧国家解体と新国家設計の助言者・勝海舟と福沢諭吉、無私の心をもち歩いていた巨魁・西郷隆盛—。国民国家形成を目指した“明治の父たち”は真に偉大だった。どのように偉大だったのか?偉大さはどこから来たのか?歴史小説で日本人の明治観の基礎をつくった国民作家が、人類普遍の遺産としての「明治国家」を清冽な筆致で綴る。著者畢生の日本論にして鮮明な日本人論、一巻本で登場!
目次
- ブロードウェイの行進
- 徳川国家からの遺産
- 江戸日本の無形遺産“多様性”
- “青写真”なしの新国家
- 廃藩置県—第二の革命
- “文明”の誕生
- 『自助論』の世界
- 東郷の学んだカレッジ—テムズ河畔にて
- 勝海舟とカッテンディーケ—“国民”の成立とオランダ
- サムライの終焉あるいは武士の反乱
- 「自由と憲法」をめぐる話—ネーションからステートへ
「BOOKデータベース」 より