セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築
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書誌事項
セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築
(Minerva人文・社会科学叢書, 223)
ミネルヴァ書房, 2018.1
- タイトル別名
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セキュリティガヴァナンス論の脱西欧化と再構築
- タイトル読み
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セキュリティ ガヴァナンスロン ノ ダツ セイオウカ ト サイコウチク
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注記
内容: 序章: セキュリティ・ガヴァナンス論の現状と課題, 第I部: 「失敗国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(第1章「シエラレオネにみる「民主主義」が作り出した協調行動」, 第2章「テロ対策と両立する「領土的一体性」に挑むマリ」), 第II部: 中央政府崩壊後のセキュリティ・ガヴァナンス(第3章「旧ユーゴスラヴィア諸国にみるアクター間の同床異夢」-第5章「分断がもたらすイラクの不確実な安定の促進」), 第III部: 非西欧「近代国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(第6章「スリランカ内戦における安全保障と人権の相克」-第9章「コロンビア麻薬戦争における政府と外部アクターの協働」), 終章: セキュリティ・ガヴァナンス論の新地平, あとがき(足立研幾), 人名索引, 事項索引, 執筆者紹介, 編著者紹介
参考文献: 各章末
収録内容
- セキュリティ・ガヴァナンス論の現状と課題 / 足立研幾 [執筆]
- シエラレオネにみる「民主主義」が作り出した協調行動 / 岡野英之 [執筆]
- テロ対策と両立する「領土的一体性」に挑むマリ / 山根達郎 [執筆]
- 旧ユーゴスラヴィア諸国にみるアクター間の同床異夢 / 中内政貴 [執筆]
- モザイク化するアフガニスタンをめぐる安全保障論の再考 / 工藤正樹 [執筆]
- 分断がもたらすイラクの不確実な安定の促進 / 山尾大 [執筆]
- スリランカ内戦における安全保障と人権の相克 / 佐々木葉月 [執筆]
- フィリピンの紛争と再編される安全保障の協働関係 / 山根健至 [執筆]
- シリア内戦において「消極的平和」を模索するトルコ / 今井宏平 [執筆]
- コロンビア麻薬戦争における政府と外部アクターの協働 / 福海さやか [執筆]
- セキュリティ・ガヴァナンス論の新地平 / 足立研幾 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
国家の安全保障政策において、非政府主体はいかなる役割を果たしているのか。西欧主導の平和構築はなぜうまくいかないのか。こうした問題を考察する鍵となる「セキュリティ・ガヴァナンス」概念は、西欧諸国のみを念頭に構築されてきた。本書は、非西欧社会の事例分析を踏まえて「セキュリティ・ガヴァナンス」概念を再構築することで、理論的に新たな地平を切り拓き、実務面にも重要な知見を提示することを目指すものである。
目次
- セキュリティ・ガヴァナンス論の現状と課題
- 第1部 「失敗国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(シエラレオネにみる「民主主義」が作り出した協調行動;テロ対策と両立する「領土的一体性」に挑むマリ)
- 第2部 中央政府崩壊後のセキュリティ・ガヴァナンス(旧ユーゴスラヴィア諸国にみるアクター間の同床異夢;モザイク化するアフガニスタンをめぐる安全保障論の再考;分断がもたらすイラクの不確実な安定の促進)
- 第3部 非西欧「近代国家」におけるセキュリティ・ガヴァナンス(スリランカ内戦における安全保障と人権の相克;フィリピンの紛争と再編される安全保障の協働関係;シリア内戦において「消極的平和」を模索するトルコ;コロンビア麻薬戦争における政府と外部アクターの協働)
- セキュリティ・ガヴァナンス論の新地平
「BOOKデータベース」 より