世界文明史の試み : 神話と舞踊
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世界文明史の試み : 神話と舞踊
(中公文庫, [や-9-6],
中央公論新社, 2017
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セカイ ブンメイシ ノ ココロミ : シンワ ト ブヨウ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: 下: p259-267
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122064829
内容説明
数千年を分裂のうちに閲した人類の文明は、いまや初めて地球的な規模で統一され、かつてない「世界文明」というべきものが誕生しつつある—。その始原を先史時代に遡って探り、人類の文明史を「一貫した趨勢の連続」として捉える野心的論考。
目次
- 序章 世界文明統一への趨勢
- 第1章 道徳と宗教の二つの源泉
- 第2章 自然から文明へ—身体の発展
- 第3章 言葉、神話、舞踊の誕生
- 第4章 文字の発明、国家の成立
- 第5章 全人類の発見—都市国家から帝国へ
- 第6章 西洋文明の原型の形成
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122064836
内容説明
「ある」身体と「する」身体、「世界洞窟」と「世界開豁」—。レオ・フロベニウスに着想を得、ベルクソンやメルロー=ポンティらの思索を批判的に継承しつつ、哲学と歴史学など関連諸学の成果を取り入れて展開される独創的な文明史。
目次
- 第7章 「近代文明」への前奏(ユーラシア大陸両端の帝国;文明を生んだ帝国、帝国を生んだ文明 ほか)
- 第8章 「身体の文明」の完成—近代の成熟(ヨーロッパ文明とは何か—解釈と対象;変化の絶え間ない文明—ルネサンスの連続 ほか)
- 第9章 近代文明の諸要素(キリスト教から科学へ;「近接原因」の発見 ほか)
- 第10章 近代文明の逆説—人間の矮小化(啓蒙主義と倫理の危機;理性中心の倫理観 ほか)
- 終章 無常の世界の人と文明(個性の量産と陳腐化;進歩の終焉? ほか)
「BOOKデータベース」 より