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平安時代の后と王権

東海林亜矢子著

吉川弘文館, 2018.2

タイトル読み

ヘイアン ジダイ ノ キサキ ト オウケン

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注記

博士学位請求論文 (お茶の水女子大学, 2016年提出) を加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

摂関政治の成立・展開にいて、后の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。

目次

  • 序章 后研究の課題と本書の研究視角
  • 第1章 母后の内裏居住と王権—平安時代前期・中期を中心に
  • 第2章 摂関最盛期における王権構成員居住法の考察—道長の後宮政策とその限界
  • 第3章 常寧殿と后の宮
  • 第4章 中宮大饗と拝礼—男性官人と后
  • 第5章 女房女官饗禄—女性官人と后
  • 終章 王権の中の后と后の宮—まとめと展望

「BOOKデータベース」 より

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