山の音
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書誌事項
山の音
(角川文庫, 20583,
KADOKAWA, 2017.10
改版
- タイトル読み
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ヤマ ノ オト
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注記
底本: 角川文庫旧版 (1957年6月30日初版)
主要参考文献: p348-351
ブックジャケットのシリーズ番号: か1-3
内容説明・目次
内容説明
夜中に響く「山の音」。死への予告かのように思い、尾形信吾は恐怖を抱くようになった。出戻りの娘と孫、復員兵の息子の堕落。複雑な家族の有様に葛藤する信吾は、息子の妻、菊子への淡い恋心を生きる支えとするようになるが—。四季の移ろいの繊細な描写、折々に信吾が見る、時に現実的な夢。次第に変化してゆく家族の人間模様。生への渇望とともに、万人に訪れる老いや死を、鮮やかに捉えた川端康成晩年の傑作。
「BOOKデータベース」 より