タイ現代文学覚書 : 「個人」と「政治」のはざまの作家たち

書誌事項

タイ現代文学覚書 : 「個人」と「政治」のはざまの作家たち

福冨渉著

(ブックレット《アジアを学ぼう》, 44)

風響社, 2017.12

タイトル別名

タイ現代文学覚書 : 個人と政治のはざまの作家たち

タイトル読み

タイ ゲンダイ ブンガク オボエガキ : 「コジン」ト「セイジ」ノ ハザマ ノ サッカ タチ

注記

富士ゼロックス株式会社小林基金に提出した研究報告書「タイ現代文学試論 : 文学史・テクスト・独立系書店を通してみる二十一世紀のタイ文学」をベースに加筆修正したもの

参考文献: p67-74

内容説明・目次

内容説明

海外文学としてタイ文学を読む。同時代の文学として生成する「今日のタイ文学」を俯瞰。作家・編集者・研究者との対話、多くの作品の渉猟から生み出された本書は、おそらく世界初の「タイの現代文学史」である。

目次

  • はじめに 脚注なきタイ文学に向けて(一〇〇冊の良書と「文学バカ」;日本におけるタイ文学;執筆の動機)
  • 1 タイ文学小史(プラープダー・ユンの「新しい」タイ文学と、生きるための文学;「創造的」な文学;作家たちの活動と「個人」の文学)
  • 2 二一世紀のタイ文学の潮流(「孤独」の文学;「政治」の文学;「個人」と「政治」のはざまの文学)
  • 3 独立系書店と地方の作家(バンコクの独立系書店;地方の作家と書店)
  • おわりに タイ文学のこれから(若手作家の諦念;旅に出るタイ文学)

「BOOKデータベース」 より

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