沖縄憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障

書誌事項

沖縄憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障

古関彰一, 豊下楢彦 [著]

みすず書房, 2018.2

タイトル別名

沖縄 : 憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障

タイトル読み

オキナワ ケンポウ ナキ センゴ : コウワ ジョウヤク サンジョウ ト ニホン ノ アンゼン ホショウ

大学図書館所蔵 件 / 155

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

沖縄が「基地の島」になったのは、日米両国の思惑によって「無憲法の島」に追いやられたからだ。その歴史と論理を、憲法と外交史の双方向から解き明かす。

目次

  • 第1章 国籍を奪われた沖縄(日本国憲法上の「国民」とは?;日本の主権と沖縄;代表権・選挙権を奪われた沖縄)
  • 第2章 講和条約第三条と安保条約—「犠牲の要石」としての沖縄(講和条約第三条の成立過程;アメリカの太平洋安保構想;ANZUS・米比・日米、そして「琉球」の米軍)
  • 第3章 「三条失効」論(先例としての「奄美返還」;三条をめぐる国会論戦;国連加盟と岸訪米)
  • 第4章 沖縄の法的地位と「植民地」問題(翻弄される沖縄;国連決議と三条の「死文」化;「政府統一見解」と沖縄返還)
  • 終章 「閉塞状態」の打破に向けて(沖縄から問われる日本の近代;「共通敵」なき時代の沖縄)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ