したがるオスと嫌がるメスの生物学 : 昆虫学者が明かす「愛」の限界

書誌事項

したがるオスと嫌がるメスの生物学 : 昆虫学者が明かす「愛」の限界

宮竹貴久著

(集英社新書, 0921G)

集英社, 2018.2

タイトル別名

したがるオスと嫌がるメスの生物学 : 昆虫学者が明かす愛の限界

タイトル読み

シタガル オス ト イヤガル メス ノ セイブツガク : コンチュウ ガクシャ ガ アカス アイ ノ ゲンカイ

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注記

参考文献: p230-232

内容説明・目次

内容説明

近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見までを明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり“愛の成就”に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛行動への示唆にも富んだ、目から鱗が落ちる一冊。

目次

  • 第1章 ドーパミンが生き方と求愛を決める
  • 第2章 がんばるオス
  • 第3章 オスががんばるとメスはどうなってしまうのか?
  • 第4章 そして「性的対立」が生じる
  • 第5章 愛の最終決定権を握っているのはメスである
  • 第6章 愛はタイミングで決まる
  • 第7章 オスとメスの決別
  • 終章 性的対立とは何か?

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2557868X
  • ISBN
    • 9784087210217
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    232p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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