江戸の学問と文藝世界
著者
書誌事項
江戸の学問と文藝世界
森話社, 2018.2
- タイトル別名
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江戸の学問と文芸世界
- タイトル読み
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エド ノ ガクモン ト ブンゲイ セカイ
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注記
その他の編者: 杉田昌彦, 田中康二, 西田正宏, 山下久夫
内容説明・目次
内容説明
古典の読みは各時代における注釈の集積の上に成り立っている。一方で、各時代の文学作品は同時代の注釈のありかたと無縁ではない。古典がどのように注釈されたかを問うことで、近世の文学作品のあり方をとらえなおす。
目次
- 序論 注釈史と文学史
- 1 継承と確立の時代—十七世紀(中院通茂の秀句観と木下長嘯子の秀句;古今伝受と実作と—『両度聞書』『古今仰恋』を中心に;和刻本漢籍の注と芭蕉—『杜律集解』『荘子〓(けん)斎口義』 ほか)
- 2 成熟と転換の時代—十八世紀(ありのままによむこと—真淵の詠歌と『百人一首』注釈;自注する精神—俳諧において「注釈」とは何か;『新斎夜語』第八話「嵯峨の隠士三光院殿を詰る」と『源氏物語』註釈—江戸中期の幕臣における源氏受容の一端 ほか)
- 3 大衆化の時代—十九世紀(山東京伝と岸本由豆流との交流—『双蝶記』の一文をめぐって;曲亭馬琴『独考論』の宣長評;言霊倒語説の形成—表現論から解釈学へ ほか)
「BOOKデータベース」 より