原発事故と「食」 : 市場・コミュニケーション・差別

書誌事項

原発事故と「食」 : 市場・コミュニケーション・差別

五十嵐泰正著

(中公新書, 2474)

中央公論新社, 2018.2

タイトル別名

原発事故と食 : 市場コミュニケーション差別

タイトル読み

ゲンパツ ジコ ト「ショク」 : シジョウ・コミュニケーション・サベツ

注記

参照文献: p215-220

内容説明・目次

内容説明

農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか—。これからの社会を考える試み。

目次

  • 序章 分断された言説空間
  • 第1章 市場で何が起こっていたのか
  • 第2章 風化というもう一つの難題
  • 第3章 社会的分断とリスクコミュニケーション
  • 第4章 最後に残る課題
  • 終章 そして、原発事故後の経験をどう捉えなおすか

「BOOKデータベース」 より

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