一度は読んでおきたい現代の名短篇
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一度は読んでおきたい現代の名短篇
(小学館新書, 320)
小学館, 2018.2
- Other Title
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現代の名短篇 : 一度は読んでおきたい
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イチド ワ ヨンデ オキタイ ゲンダイ ノ メイタンペン
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Note
「現代の名短篇を読む」と題して「本の窓」2015年7月号~2017年9・10月号併合に掲載。新書化にあたり加筆修正。
Description and Table of Contents
Description
とびきりの名短篇を読んでみよう。純文学からエンタテインメントまで、選ぶ基準は一点のみ。「読む愉しみ」を満喫できること。—吉行淳之介、丸谷才一、大江健三郎、池澤夏樹、村上春樹、川上弘美から松本清張、瀬戸内寂聴、司馬遼太郎、五木寛之、宮部みゆきまで、さらには若き女性作家たちまで。“小説の読み巧者”が選びぬいた44篇の名短篇が誘う、めくるめく豊饒な世界。一読、思わず読みたくなる(再読したくなる)極上のブックガイド。
Table of Contents
- 女のなかの炎—松本清張「張込み」
- どこへも帰れない—安岡章太郎「雨」
- 欠けていた源氏の一帖—瀬戸内寂聴「藤壺」
- かくれ切支丹の島で—遠藤周作「母なるもの」
- 朝鮮から来た人びと—司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」
- 男と女のかたち—吉行淳之介「海沿いの土地で」
- 前世へさかのぼる—丸谷才一「樹影譚」
- あの世のひと—河野多惠子「考えられないこと」
- 「うまさ」とは何か—結城昌治「泥棒たちの昼休み」
- かけがえのない日常—藤沢周平「鱗雲」〔ほか〕
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