戦国期の村落と領主権力

書誌事項

戦国期の村落と領主権力

銭静怡著

吉川弘文館, 2018.3

タイトル別名

戦国期の村落と領主制支配

タイトル読み

センゴクキ ノ ソンラク ト リョウシュ ケンリョク

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注記

2012年3月に一橋大学より博士 (経済学) を授与された学位論文「戦国期の村落と領主制支配」をもとに、再構成して一書としたもの。また、2015年度中国国家社科基金一般項目「社会史視野下的日本中世村落研究」による研究成果の一部を含む

初出一覧: p220

内容説明・目次

内容説明

領域支配を目指す戦国大名と、自立志向を強める村落との関係は、この時代を解明する重要課題である。近世への連続を重視する移行期村落論を経て、地域間の特性に注目する研究が盛んに行なわれている。二項対立図式ではなく、双方向的回路の視角から、北条氏の郷村支配と浅井氏支配下の近江菅浦を題材に、大名権力と村落構造の実態を浮き彫りにする。

目次

  • 研究史の整理と本書の課題
  • 第1部 戦国大名北条氏と村落(戦国大名北条氏の西浦地域支配—小代官の再検討を手がかりに;戦国大名北条氏の郷村支配と「小代官」;戦国大名北条氏の口野地域支配—土豪層代官への視点;戦国大名北条氏の郷村支配と土豪層—「郷請」の実態を考える)
  • 第2部 戦国期の菅浦と領主支配(戦国期菅浦における領主支配の変遷—年貢・公事銭請取状の分析を通じて;戦国期における菅浦の借銭問題—天文年間の借銭事例の再検討を中心に;戦国大名浅井氏の菅浦支配)
  • 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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