モンゴル時代の「知」の東西
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書誌事項
モンゴル時代の「知」の東西
名古屋大学出版会, 2018.2
- 上
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- タイトル別名
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モンゴル時代の知の東西
- タイトル読み
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モンゴル ジダイ ノ「チ」ノ トウザイ
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注記
上: v, 526p, 図版 [40] p. -- 下: vp, p528-1118
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784815809003
内容説明
日本からヨーロッパまで。世界史上、空前のレベルで展開したユーラシアを貫く「知」の交流。百科事典や辞書・地図から宗教・政治・経済の諸制度まで、モンゴル帝国によるダイナミックな革新と統合の実像を、多言語の文献・美術品・出土文物を駆使して描き出す記念碑的労作。
目次
- 第1部 日出づる処の資料より(対馬宗家旧蔵の元刊本『事林広記』について;叡山文庫所蔵の『事林広記』写本について;江戸時代に出土した博多聖福寺の銀錠について;『卜筮元亀』とその周辺)
- 第2部 大元ウルスの宗教政策(歴代カアンと正一教—『龍虎山志』の命令文より;庇護される孔子の末裔たち—徽州文書にのこる衍聖公の命令書;地方神の加封と祭祀—『新安忠烈廟神紀実』より)
- 第3部 ケシクからみた大元ウルス史(バウルチたちの勧農政策—『農桑輯要』の出版をめぐって;ブラルグチ再考—カネとちからの闘争史;モンゴル・バクシとビチクチたち)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784815809010
内容説明
人・モノ・情報が行き交う。世界史上、空前のレベルで展開したユーラシアを貫く「知」の交流。歴史・天文・医学・農学などの諸学振興からラシードゥッディーンの翻訳事業まで、モンゴル帝国による巨大な事績を、漢籍やペルシア語古写本など多言語史料により描き出す記念碑的労作。
目次
- 第4部 ユーラシア東西の文化交流(移刺楚才『西遊録』とその周辺;フレグ大王と中国学—常徳の旅行記より;モンゴル王族と漢児の技術主義集団;『元典章』が語るフレグ・ウルスの重大事変;ユーラシア東西における度量衡統一の試み;ジャライル朝の金宝令旨より)
- 第5部 ラシードゥッディーンの翻訳事業(ラシードゥッディーンが語る南宋接収;ラシードゥッディーンの農書に見える中国情報;Tanks ̄uq n ̄amahの『脈訣』原本を尋ねて—モンゴル時代の書物の旅;Tanks ̄uq n ̄amahの「序文」抄訳)
「BOOKデータベース」 より