書誌事項

「保守」のゆくえ

佐伯啓思著

(中公新書ラクレ, 615)

中央公論新社, 2018.3

タイトル別名

保守のゆくえ

タイトル読み

「ホシュ」ノ ユクエ

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内容説明・目次

内容説明

世界の無秩序化が進み、日本も方向を見失っている今、わたしたちは、「保守とは何か」を確認する必要に迫られている。改めて、成熟した保守思想の意味を問い直し、その深みを味わいのある文章で著したのが本書だ。「保守主義は政治の一部エリートのものではない。それは自国の伝統にある上質なものへの敬意と、それを守る日常的な営みによって支えられる」と、著者は述べる。本書が見せる保守思想へのまなざしは、ときに厳しくもまた柔軟で人間味豊かだ。

目次

  • 巻頭二論(無秩序化する世界のなかで「保守思想」とは何か;「近代日本のディレンマ」を忘れた「現代日本の楽園」)
  • 第1章 価値の喪失(革命幻想の末路;「あの戦争」は風化していない ほか)
  • 第2章 意味ある生とは何か(「働くこと」の再構築;反核国家の「資格」 ほか)
  • 第3章 歴史について(回帰する歴史と漂流する歴史観;ポツダム宣言の呪縛 ほか)
  • 第4章 国民国家のために(欲望と暴力の支配する世界;傷ついたヨーロッパ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25715645
  • ISBN
    • 9784121506153
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    260p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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