イスラームは特殊か : 西アジアの宗教と政治の系譜

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イスラームは特殊か : 西アジアの宗教と政治の系譜

柴田大輔, 中町信孝編著

勁草書房, 2018.2

タイトル読み

イスラーム ワ トクシュ カ : ニシアジア ノ シュウキョウ ト セイジ ノ ケイフ

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注記

参考文献: 各章末

索引: 巻末piv-ix

内容説明・目次

内容説明

西アジア/中東諸国に巻き起こる様々な問題は「イスラーム独自の政教一致」が原因なのか?その根源をイスラーム以前までさかのぼり、解き明かす。

目次

  • 「宗教的なもの」をとらえ返す近現代フランスと「西アジア」に対する眼差し—マルセル・ゴーシェ、ルイ・マシニョン、ムハンマド・アルクーン
  • 第1部 古代—神々と王の統べる世界(古代メソポタミア—国家、神殿、学識者;古代エジプト—ファラオと神々;「古代イスラエル」—「一神教」的信仰前史を再考する)
  • 第2部 古代の終焉—一神教団の成立へ(ヘレニズム時代のバビロニア神殿—古代文明の継承と新しい潮流;バビロン捕囚期のユダ共同体—ユダヤ教団の萌芽;サーサーン朝—イラン的「宗教」概念と王権)
  • 第3部 中世—「イスラーム誕生」のインパクト(中世イスラーム政権(政教関係とウラマーの知;ムハンマド、カリフ、ウラマー);イスラーム支配下のユダヤ社会—ガオン、レシュ・ガルータ、ナギッド;イスラーム支配下のキリスト教社会—コプト教会の総主教と有力信徒)
  • 第4部 近世・近現代—西欧との対峙(オスマン帝国—宗教概念と政教関係;現代エジプト—憲法における宗教条項)

「BOOKデータベース」 より

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