近代日本の歴史意識

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近代日本の歴史意識

羽賀祥二編

吉川弘文館, 2018.3

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ レキシ イシキ

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内容説明・目次

内容説明

数え切れない日常のわずかな出来事が記憶され、時には忘れられた出来事が掘り起こされる。こうした記憶と「記念」に関する問題、それを促した歴史意識を多様な素材を通じて検討。近代日本の歴史意識や郷土意識を論じた十二本の論考を、「史家と歴史イメージ」「由緒と顕彰」の二部に編成する。近現代日本において、「歴史」が果たした役割を考察する。

目次

  • 第1部 史家と歴史イメージ(『自由党史』の編纂方針と記述の変容;一九一〇年代の自治体史編纂と「史料」—『名古屋市史』編纂事業を事例として;象徴天皇制と歴史意識;郷土意識とジェンダー—長崎の“対岸”稲佐の歴史的空間化と“稲佐お栄”;中国における戦争記憶の構築について—「抗日戦争」の表象を中心に;「近現代歴史学」の画期と連続)
  • 第2部 由緒と顕彰(津和野藩における藩祖祭祀と神格化;水戸藩史料の編纂と徳川斉昭の贈位—明治期における水戸藩の顕彰;元寇殉難者贈位と近代日本;大正期における楠公夫人顕彰と女子教育;一九三〇年代における歴史顕彰と神社創建;南朝への視線—王政復古の歴史意識)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25727316
  • ISBN
    • 9784642038744
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    7, 309p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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