「死者/生者」論 : 傾聴・鎮魂・翻訳
著者
書誌事項
「死者/生者」論 : 傾聴・鎮魂・翻訳
ぺりかん社, 2018.3
- タイトル別名
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死者生者論 : 傾聴鎮魂翻訳
- タイトル読み
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「シシャ/セイジャ」ロン : ケイチョウ・チンコン・ホンヤク
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内容説明・目次
内容説明
東日本大震災の犠牲者への鎮魂を通じて、死者と生者が苦しみを共有するための方法を模索し、戦後の日本社会が排除してきた声に耳を傾け、魂の奥底にある言葉を翻訳する技術と理論を、医療・宗教・民俗・思想史の観点から解き明かす。
目次
- 見えないものを語るために
- 第1部 沈黙の声を聴く—傾聴とは何か(死者のざわめき—「宗教の地平」を探る;声にならない声を聴く—死者の記憶に向き合う宗教者;生者のざわめきを聴く—遺族の想いから生まれるもの)
- 第2部 支え合う死者と生者—鎮魂とは何か(「死んだら終りですか?」—慈悲のかわりめ;二・五人称の死者—“死者の記憶”のメカニズム;死者たちの団欒—彼岸で再会する人々)
- 第3部 生き残った者の生—翻訳とは何か(生き残るものの論理 声が届くこと—意味を抜くこと;謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声—酒井直樹の翻訳論再考;「彼らが幸せでいられるなら」—声・権利・責任;声を聴く者の倫理—マッサージ・傾聴・精神分析)
「BOOKデータベース」 より