「孫たちは帰らない」けれど : 失われた「ふるさと」を求めて

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「孫たちは帰らない」けれど : 失われた「ふるさと」を求めて

豊田直巳写真・文

(それでも「ふるさと」)

農山漁村文化協会, 2018.2

Other Title

孫たちは帰らないけれど : 失われたふるさとを求めて

Title Transcription

マゴタチ ワ カエラナイ ケレド : ウシナワレタ フルサト オ モトメテ

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Description and Table of Contents

Description

自然の恵みゆたかな、福島県北東部の高原の村—飯舘村から車で1時間ほど山を下った伊達市にある仮設住宅に、おばあちゃんたちは暮らしています。放射能にふるさとの村を追われたのです。村では広い敷地に何世代も住んでいましたが、ここは村の1軒分ほどの敷地に、約100軒もの仮設住宅が建ち並んでいます。長屋形式で、板で仕切っただけの部屋では、「テレビの音がうるさい」といった不満も…。でも、仮設住宅の暮らしに慣れるにつれて、近所付き合いも生まれ、友だちもでき、ここは「第二のふるさと」になってきました。その一方で、春の山菜や秋のキノコ、一年中、いのちをつないでくれた味噌など、自然の恵みに生かされた村、「帰りたい村」への思いもつのります。そして、避難から6年、避難指示は解除され、仮設住宅から出ていく日が近づいています。おばあちゃんたちは、いま、「二つのふるさと」の間でゆれています。

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Details

  • NCID
    BB25781355
  • ISBN
    • 9784540171895
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    32p
  • Size
    27cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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