スポーツ国家アメリカ : 民主主義と巨大ビジネスのはざまで

書誌事項

スポーツ国家アメリカ : 民主主義と巨大ビジネスのはざまで

鈴木透著

(中公新書, 2479)

中央公論新社, 2018.3

タイトル読み

スポーツ コッカ アメリカ : ミンシュ シュギ ト キョダイ ビジネス ノ ハザマ デ

注記

参考文献: p244-248

関連年表: p251-254

内容説明・目次

内容説明

野球、アメフト、バスケなどの母国アメリカ。国民が熱狂するこれらの競技は、民主主義とビジネスの両立への挑戦を体現している。人種、性の格差解消を先導する一方で、巨大化したプロスポーツでは、薬物汚染に加え、経営側の倫理が揺らぐ場面もある。大リーグの外国人選手獲得や、トランプ大統領とプロレスの関係は、現代アメリカの何を象徴するのか。スポーツで読む、超大国の成り立ちと現在。

目次

  • スポーツの近代化とアメリカ
  • 第1部 アメリカ型競技の生い立ち(南北戦争と国技野球の誕生;科学的経営管理の手法とフットボールの「アメリカ化」 ほか)
  • 第2部 スポーツの民主化と社会改革(人種の壁への挑戦;女性解放とスポーツ ほか)
  • 第3部 スポーツビジネスの功罪(資本主義下のスポーツ倫理;メディアが変えるスポーツ ほか)
  • 第4部 スポーツと社会の新たな共振(アメリカ型競技の孤立主義とパックス・アメリカーナ;記憶装置としてのスポーツイベント ほか)
  • スポーツ・アメリカ的創造力・近代社会

「BOOKデータベース」 より

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