稲の日本史
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書誌事項
稲の日本史
(角川文庫, 20854)
KADOKAWA, 2018.3
- タイトル読み
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イネ ノ ニホンシ
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注記
ジャケットには「角川ソフィア文庫」とあり
内容説明・目次
内容説明
日本の稲作は、弥生時代以降に広まったといわれてきた。しかし遺跡に残る稲の遺伝子の解析などから、縄文時代にも稲作があったこと、弥生時代には縄文稲作の影響の上に水田稲作が導入されたという仮説をたて、稲作史研究に植物遺伝学の立場から大きな一石を投じた。水稲の渡来経路も朝鮮半島経由、大陸からの直接伝来、双方があった可能性を指摘、科学の目で日本の古代史に迫りつつ、縄文文化の多様性、おおらかな魅力を提示する。
目次
- 序章
- 第1章 イネはいつから日本列島にあったか(先人の足跡を追う;縄文稲作を追い求めて ほか)
- 第2章 イネと稲作からみた弥生時代(話があわない;水田は急速に広まったか ほか)
- 第3章 水稲と水田稲作はどう広まったか(熱帯ジャポニカの衰亡;熱帯ジャポニカはなぜなくなったか ほか)
- 第4章 イネと日本人—終章(弥生の要素からの呪縛;呪縛からの解放)
「BOOKデータベース」 より