ヴィクトリア朝小説における女性使用人の表象 : 階下から読む8つの物語

書誌事項

ヴィクトリア朝小説における女性使用人の表象 : 階下から読む8つの物語

西村美保著

彩流社, 2018.3

タイトル別名

Representations of female servants in Victorian novels : eight stories of life below stairs

ヴィクトリア朝小説における女性使用人の表象 : 階下から読む8つの物語

女性使用人の表象 : ヴィクトリア朝小説における : 階下から読む8つの物語

タイトル読み

ヴィクトリアチョウ ショウセツ ニオケル ジョセイ シヨウニン ノ ヒョウショウ : カイカ カラ ヨム 8ツ ノ モノガタリ

大学図書館所蔵 件 / 90

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p279-288

内容説明・目次

内容説明

階級制度が存続したイギリスで、ときに信頼をはぐくみ、ときに対立した主人と女性使用人たち。その関係性がさまざまに描かれる8つの小説から、女性使用人の表象と彼女らの果たした役割をあぶりだす。乳母、メイド、ガヴァネス…英国文学を支えた彼女たちの物語。

目次

  • 第1章 乳母を通して見るヴィクトリア朝社会—『デイヴィッド・コパフィールド』の乳母ペゴティ
  • 第2章 女性使用人の階級とモラル—『オリヴァ・ツイスト』の雑役女中シャーロットと家政婦ベドウィン夫人
  • 第3章 ガヴァネスの孤立、階級間闘争、交流—『アグネス・グレイ』のアグネス
  • 第4章 家事使用人とガヴァネスの多様な関係性—『ジェイン・エア』
  • 第5章 階級を超えた女性たちの相互扶助と自立—『女主人とメイド』
  • 第6章 カントリーサイドの女主人と女性使用人たち—『遥かに狂乱の群れを離れて』
  • 第7章 女主人を脅かす存在としての侍女—『エセルバータの手』
  • 第8章 農場使用人の表象と因習的な女性観への挑戦—『ダーバヴィル家のテス』

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ