書誌事項

メルロ=ポンティ読本

松葉祥一, 本郷均, 廣瀬浩司編

法政大学出版局, 2018.3

タイトル別名

Maurice Merleau-Ponty

メルロポンティ読本

タイトル読み

メルロ=ポンティ ドクホン

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注記

メルロ=ポンティ書誌: 巻末p14-62

内容説明・目次

内容説明

メルロ=ポンティの知覚と身体への問いは、現象学、実存主義、構造主義などの現代思想全般に計り知れぬインパクトを与え、その影響は、哲学から、言語学、心理学、そして、政治、芸術、医療へと広がる。本読本は、未邦訳も含めたほぼすべての著作を詳しく紹介、さらには看護学、リハビリテーション、認知科学、フェミニズム、教育学などの実践領域へと拡張し、その思想の全貌を明らかにする。

目次

  • メルロ=ポンティの生涯とその時代
  • 第1部 前期—知覚の現象学へ(『道程 一九三五‐一九五一』(『知覚の本性』)—メルロ=ポンティの原点;『行動の構造』—行動主義批判と内観について ほか)
  • 第2部 中期—政治・言語・哲学(『ヒューマニズムとテロル—共産主義の問題に関する試論』—道徳と政治の突き合わせ;『意味と無意味』—生まれつつある意味 ほか)
  • 第3部 後期—野生の存在論へ(『ジョルジュ・シャルボニエとの対話』—語り、旅する哲学者;『眼と精神』—晩年の存在論に至る思考の深化 ほか)
  • 第4部 講義—思想の生成の場(『ソルボンヌ講義』—後期思想にいたる原資蓄積過程;『感覚的世界と表現の世界』—「表現」の概念から知覚・運動・身体図式を捉え直す ほか)
  • 第5部 メルロ=ポンティ哲学の拡張(認知科学とメルロ=ポンティ—GOFAIからエナクティヴ・アプローチまで;フェミニズムとメルロ=ポンティ—規範を生きる身体の経験 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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