多国籍ユニオニズムの動員構造と戦略分析
著者
書誌事項
多国籍ユニオニズムの動員構造と戦略分析
東信堂, 2018.2
- タイトル別名
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A sociological analysis of mobilizing structures and strategic approach of multinational unionism
- タイトル読み
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タコクセキ ユニオニズム ノ ドウイン コウゾウ ト センリャク ブンセキ
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注記
博士学位論文「多国籍ユニオニズムにおける運動資源の動員構造と戦略的アプローチの解明 : GUの事例分析をとおして」 (名古屋大学, 2015年提出) を加筆修正したもの(あとがきによる)
参考文献: p167-171
内容説明・目次
内容説明
新たな労働運動の黎明—孤立するマイノリティ労働者たちの紐帯を目指して。不安定な雇用、慣れない言語、権利を求めるための法や制度も未整備—労働のグローバル化によって増加した外国人労働者たちが苦境にさらされ孤立している。「個人」を単位として組織化されるマルチナショナルな労働組織を対象とし、多様なエスニシティを包摂する組織がいかに人々を動員し、権利獲得に向けた運動へと結びつけているのか、その実態と課題を明らかにする。
目次
- 序章 問題意識と研究の背景
- 第1章 労働のグローバル化と組合運動をめぐる先行研究
- 第2章 本書の課題と分析視角
- 第3章 GUの組織構造、組合員、組織形成の過程
- 第4章 インフォーマル・ネットワーク活用戦略による新規メンバーの動員構造
- 第5章 組合員による活動参加と集合財供給
- 第6章 ホスト社会からの支持動員のためのフレーム調整と正当性付与
- 終章 結論—多国籍な社会における新たな運動の時代に向けて
「BOOKデータベース」 より