互恵性の心理を通して抑止する社会的迷惑行為
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書誌事項
互恵性の心理を通して抑止する社会的迷惑行為
ナカニシヤ出版, 2018.2
- タイトル読み
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ゴケイセイ ノ シンリ オ トオシテ ヨクシ スル シャカイテキ メイワク コウイ
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注記
博士論文「互恵性規範に基づく社会的迷惑行為の抑止効果」(油尾聡子, 名古屋大学, 2013年提出) に基づいて執筆されたもの
引用文献: p107-112
内容説明・目次
内容説明
迷惑抑止者vs.迷惑行為者。互恵性というポジティブな心理がもたらすこと。
目次
- 第1章 序論:研究の理論的背景(社会的迷惑行為を抑止すること;社会的迷惑行為の抑止のためのアプローチ:罰と報酬;互恵性の心理を利用することの提案;互恵性の心理を喚起させるための多様な方法・条件;本書の目的と検討するモデル)
- 第2章 感謝メッセージと記述的規範が社会的迷惑行為に及ぼす影響(研究1:迷惑駐輪の仮想場面における感謝メッセージと記述的規範の効果;研究2:多様な社会的迷惑行為の仮想場面における感謝メツセージと記述的規範の効果;研究3:感謝メッセージと記述的規範の効果—ゴミの分別行動に関する観察実験)
- 第3章 感謝メッセージと迷惑抑止者の情報が社会的迷惑行為に及ぼす影響(研究4:迷惑駐輪の仮想場面における感謝メッセージと迷惑抑止者の情報の効果;研究5:感謝メッセージと迷惑抑止者の情報が社会的迷惑行為を抑止する代替過程の検討)
- 第4章 対面での親切行為が社会的迷惑行為に及ぼす影響(研究6:二者が実行する社会的迷惑行為場面における物理的な親切行為の効果;研究7:無形の親切行為が社会的迷惑行為に及ぼす影響過程の検討)
- 第5章 総括的討論(本書で得られた知見とその意義;本書の課題と今後の展望)
「BOOKデータベース」 より