カッコウはコンピュータに卵を産む
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カッコウはコンピュータに卵を産む
(草思社文庫, [ス2-1]-[ス2-2])
草思社, 2017.12
- 上巻
- 下巻
- Other Title
-
The cuckoo's egg : tracking a spy through the maze of computer espionage
- Title Transcription
-
カッコウ ワ コンピュータ ニ タマゴ オ ウム
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Note
草思社1991年刊の文庫化
Description and Table of Contents
- Volume
-
上巻 ISBN 9784794223098
Description
1986年、まだネット黎明期のカリフォルニア・バークレー。事件の発端は75セントだった。ローレンス・バークレー研究所のコンピュータ・システムの使用料金が75セントだけ合致しない。天文学研究のかたわらシステム管理者をつとめる著者の初仕事はその原因の究明だった。やがて正体不明のユーザが浮かび上がってきた。研究所のサーバを足場に、国防総省のネットワークをかいくぐり、米国各地の軍事施設や陸軍、はてはCIAにまで手を伸ばしている!—インターネットが世界を覆いはじめる前夜、「ハッカー」の存在を世に知らしめた国際ハッカー事件。その全容を当事者本人が小説のような筆致で描く。トム・クランシーも絶賛した世界的ベストセラー、待望の復刊!
Table of Contents
- 75セントの謎
- 侵入者?
- ローレンス・バークレー研究所
- 「カッコウの卵」
- これは電子テロだ!
- ハッカーを追跡せよ
- 75セントではFBIは動かない
- 侵入先は軍事ネットワーク
- パスワード盗みの「トロイの木馬」
- 令状がなければ逆探知できません〔ほか〕
- Volume
-
下巻 ISBN 9784794223104
Description
ハッカーは海を越えて、ドイツから侵入してきていた。アメリカ各地の軍事施設のサーバに入り込むだけで飽きたらず、米国から折り返してドイツ駐留米軍基地に、さらには日本の米軍基地にまで触手を伸ばしている。自分は端末の前から一歩も動くことなく世界を縦横に駆け巡り、自在にスパイ活動を行っているのだ。ドイツの捜査機関は犯人をあと一歩まで追い詰めていたが、逆探知までに至っていない。そこで著者が考え出したのが「おとり作戦」だった—インターネットが世界を覆いはじめる前夜、「ハッカー」の存在を世に知らしめた国際ハッカー事件。その全容を当事者本人が小説のような筆致で描く。トム・クランシーも絶賛した世界的ベストセラー、待望の復刊!
Table of Contents
- ハッカーは本当に人間なのか?
- ブレーメンか、ハノーヴァーか
- 捜査令状
- 中部ヨーロッパ戦域核配備計画文書
- アメリカ空軍宇宙司令部
- FBIもCIAも動こうとしない
- 2時間、ハッカーを引きとめろ
- 「シャワーヘッド作戦」発動!
- お楽しみはこれからだ
- カッコウは網にかかった〔ほか〕
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