トランスナショナリズム論序説 : 移民・沖縄・国家

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トランスナショナリズム論序説 : 移民・沖縄・国家

西原和久著

新泉社, 2018.3

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トランスナショナリズム論序説 : 移民沖縄国家

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トランス ナショナリズムロン ジョセツ : イミン・オキナワ・コッカ

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文献一覧: p386-410

Description and Table of Contents

Description

「越境者」の営みはすでに国家の狭い枠を超えているものであり、国家は越境者たちによって事実上、乗り越えられている。その越境する人びとの目線、生きざま、希望に寄り添いつつ現代の「国家」を考え、そして「未来」を見つめ。他者・社会・国家への発生論的な問い。

Table of Contents

  • 他者・社会・国家への発生論的な問い—トランスナショナリズムをめぐる本書の位置づけ
  • 第1部 入移民としての「他者」との交流—アジア/日本における移動者と媒介者(貢献と交流の論理—信州の山間の寒村から;支援と媒介の論理—東日本大震災の被災地から;移動と移住の論理—東北の小さな村々からの展開)
  • 第2部 トランスナショナルな「沖縄びと」の自立と独立—琉球/沖縄から学ぶ国家論への視座(移民と連携の論理—ハワイ沖縄系住民の声を聴く;抵抗と自立の論理—琉球/沖縄における抗いの系譜;独立と連帯の論理—沖縄独立論の現在的展開)
  • 第3部 現代社会学的国家論の展開と課題—脱国家論の構想力(越境と他者の論理—国家を取り巻く現況とトランスナショナリズム;共生と文化の論理—中間考察:間主観性論と現象学的社会学理論としての脱国家論へ;国家と国際の論理—コスモポリタン的なトランスナショナリズムの地平;理念と構想の論理—リージョナルかつグローバルな未来構想に向けて)
  • 天皇像への歴史社会学的接近—安丸良夫『近代天皇像の形成』と「生活世界」

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