啄木短歌論
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書誌事項
啄木短歌論
笠間書院, 2018.3
- タイトル読み
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タクボク タンカロン
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注記
索引: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
「何を歌うか」「どう歌うか」という問いに、「なぜ歌うか」という問いが浸潤する。近代における短歌と対峙し、短歌における近代の扉を開いた啄木。「近代」と「短歌」をつなぎとめる鎹となった啄木短歌の多様な試みと、啄木と歌との個性的なかかわりを考察し、その歌の果たした役割に迫る。
目次
- 1 啄木短歌の言葉と表現(手を見るまえに;さばかりの事 ほか)
- 2 『一握の砂』の詩的時空(ウサギとアヒルと『一握の砂』;石川啄木と非凡なる成功家 ほか)
- 3 『一握の砂』への道(「曠野」の啄木—啄木短歌と散文詩;明治四十一年秋の紀念 ほか)
- 4 啄木短歌から現代短歌へ(『池塘集』考—口語短歌の困惑;はだかの動詞たち—啄木短歌における動詞の終止形止めの歌について ほか)
「BOOKデータベース」 より