舟橋聖一の大東亜文学共栄圏 : 「抵抗の文学」を問い直す

書誌事項

舟橋聖一の大東亜文学共栄圏 : 「抵抗の文学」を問い直す

石川肇著

晃洋書房, 2018.3

タイトル別名

舟橋聖一の大東亜文学共栄圏 : 抵抗の文学を問い直す

タイトル読み

フナバシ セイイチ ノ ダイトウア ブンガク キョウエイケン : 「テイコウ ノ ブンガク」オ トイナオス

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注記

総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本文化専攻に提出した博士学位論文『舟橋聖一論 : 「抵抗の文学」を問い直す』(平成27年3月)に基づいたもの

参考文献一覧: p113-117

舟橋聖一作品発表年表: p120-165

『悉皆屋康吉』書誌目録: p166-167

舟橋聖一年譜: p168-176

内容説明・目次

内容説明

“極秘文書”と書かれた遺書、“門外不出”と書かれた日記。昭和の花形作家として活躍した舟橋聖一。彼はなぜ戦争に抵抗した小説『悉皆屋康吉』を終戦3ヶ月前に刊行できたのか。遺族が40年間守り続けた貴重かつ膨大な「新資料」を用いながら、その謎を解いていく。戦時期文学の「常識」を切り崩す一冊。

目次

  • 序章 なぜ「抵抗の文学」が戦時下に刊行できたのか
  • 第1章 舟橋聖一の境涯と「芸術至上主義」の源
  • 第2章 心座時代—芸術的姿勢の形成
  • 第3章 「外地」体験—転機の訪れ
  • 第4章 行動主義から国策文学へ
  • 第5章 『悉皆屋康吉』—時代相の変遷を追う
  • 第6章 「抵抗の文学」を問い直す
  • 補論 舟橋聖一と「大東亜文学共栄圏」
  • 資料編

「BOOKデータベース」 より

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