ヨーロッパ・デモクラシー : 危機と転換
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書誌事項
ヨーロッパ・デモクラシー : 危機と転換
岩波書店, 2018.4
- タイトル別名
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ヨーロッパデモクラシー : 危機と転換
- タイトル読み
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ヨーロッパ・デモクラシー : キキ ト テンカン
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注記
関連年表: 巻末p1-6
文献あり
内容説明・目次
内容説明
多元主義、平和主義、福祉国家、多文化主義の四つの原理に基づいて構築されてきたヨーロッパ・デモクラシー。統合の進展と並行して、EU加盟国間の経済格差、移民・難民問題、そして英国のEU離脱など様々な混乱が生じるなかで、ヨーロッパはどこに向かうのか。第一線の論者が今日の危機の実像と転換への途を考察する。
目次
- ヨーロッパ・デモクラシーの「危機」?—社会的政治的文脈とその転換
- 1 ヨーロッパ・デモクラシーの展開と課題(難民危機後のドイツ・デモクラシー—民主的正統性と連邦憲法裁判所;「普通の人」の政治と疎外—EU問題をめぐるイギリス政党政治の困難;“共和国的統合”とフランス—包摂と排除の政治 ほか)
- 2 移民・難民受け入れの政治と排外ポピュリズム(ドイツの移民・難民政策—「移民国」の苦悩;多文化主義と福祉排外主義の間—オランダ、スウェーデン、デンマーク;排外主義とメディア—イギリスのEU残留・離脱国民投票から考える ほか)
- 3 開かれたヨーロッパ・デモクラシーへ(ヨーロッパ統合の進展と危機の展開—現代スペイン政治から考える;信仰の自由とアイデンティティの保持に向かって—フランスにおける移民系マイノリティとイスラーム学校の開設;ヨーロッパのなかのイギリス—EU離脱と連合王国の行方)
「BOOKデータベース」 より